分詞

現在分詞・過去分詞

分詞は、動詞に形容詞の用法を加えもの。 通常の形容詞と同じように、名詞を修飾するか補語になる。

大きく分けて次の2つがあるよ。



現在分詞

現在分詞


動詞のing形を現在分詞といい、「…している」という意味になる。

周りに影響を与えるイメージになる。


過去分詞

過去分詞


動詞のed形を過去分詞といい、「…されている」という意味になる。

周りから影響を受けるイメージになる。


現在分詞は形容詞で補語修飾語になり、動名詞は名詞で主語補語目的語になる。

分詞が形容詞として扱われる例として、心理状態を表す過去分詞がある。excitedamazedsurprisedboredなどがこれに当たるよ。

限定用法・叙述用法

分詞には次の2つの用法がある。



限定用法

限定用法


分詞が名詞を修飾するもの。

分詞は、修飾する名詞の前に置かれる。


分詞 + 補語分詞 + 目的語分詞 + 修飾語で2語以上のまとまりになれば、名詞の後ろに置かれる。

形容詞と異なり、分詞は後ろに補語目的語が置かれることがある。


叙述用法

叙述用法


分詞が補語になるもの。

分詞を補語にする動詞には、keepremainlookseemliewalkcomestandsitがある。


walk、come、stand、sitは、通常は分詞を補語にしない。しかし、「…しながら」という意味を表すために、後ろに分詞を置くことがある。

原形不定詞と現在分詞の使い分け

原型不定詞は最初から終わりまで、現在分詞は一部の意味がある。

知覚動詞 + O + 原型不定詞や、知覚動詞 + O + 動詞の現在分詞で表現するよ。


  • 原型不定詞
    I saw her run.(私は彼女が走るのを見た。)

  • 現在分詞
    I saw her running.(私は彼女が走っているのを見た。)

原形不定詞をもっと詳しく見る

原形不定詞と過去分詞の使い分け

Oの立場になった時に、「…する」のであれば原形不定詞、「…される」のであれば過去分詞になる。

知覚動詞 + O + 原型不定詞や、知覚動詞 + O + 動詞の過去分詞で表現するよ。


  • 原型不定詞
    I saw the police arrest him.(警察が彼を逮捕するのを見た。)

  • 過去分詞
    I saw him arrested.(彼が逮捕されるのを見た。)

原形不定詞をもっと詳しく見る

分詞構文

分詞構文は、動詞に接続詞の機能を加えた副詞句のこと。

例えば、次のような文があるとする。

Because I have a lot of sweets, I want to give them to my friends.(お菓子が沢山あるので、友達にあげたい。)


この時、副詞節はオレンジ色の部分、主節はそれ以外の部分になる。

分詞構文を作る際は、副詞節に注目して次の手順を実施するよ。


  • 副詞節の接続詞を省略する
    I have a lot of sweets, I want to give them to my friends.

  • 主節の主語と同じであれば、副詞節の主語を省略する
    have a lot of sweets, I want to give them to my friends.

  • 副詞節の動詞を現在分詞・過去分詞にする
    Having a lot of sweets, I want to give them to my friends.

…する」の意味で、能動態が成立する場合は現在分詞を用いる。

…される」の意味で、受動態が成立する場合は過去分詞を用いる。

主節の時制が現在形でも、副詞節では過去分詞を用いることがある。

主節の時制が過去形でも、副詞節では現在分詞を用いることがある。


分詞構文の否定

分詞構文の否定は、not + 動詞の現在分詞never + 動詞の現在分詞で表す。例えば、次のような文があるとする。

Because I didn’t have time, I couldn’t go to the bookstore.(時間がなかったので、私は本屋に行くことができなかった。)


分詞構文を作る際は、副詞節に注目して次の手順を実施するよ。


  • 副詞節の接続詞を省略する
    I didn’t have time, I couldn’t go to the bookstore.

  • 主節と副詞節の主語が一致しているので、副詞節の主語を省略する
    didn’t have time, I couldn’t go to the bookstore.

  • 副詞節の動詞を現在分詞にする
    Not having time, I couldn’t go to the bookstore.

受動態の分詞構文

受動態の文も、通常の文と同じように分詞構文を作ることができる。

例えば、次のような受動態の文があるとする。

As it was cleaned by the students, that classroom is beautiful.(生徒達により掃除されたので、その教室は綺麗だ。)

この時、being + 動詞の過去分詞を用いて、受動態の分詞構文を作ることができるよ。


  • 副詞節の接続詞を省略する
    It was cleaned by the students, that classroom is beautiful.

  • 主節の主語はThat classroom 、副詞節の主語はIt(=That classroom)で一致しているので、副詞節の主語を省略する
    Was cleaned by the students, That classroom is beautiful.

  • 副詞節の動詞を現在分詞・過去分詞にする
    Being cleaned by the students, that classroom is beautiful.

さらに、Beingを省略することもできる。
Cleaned by the students, that classroom is beautiful.

compare A with Bに「AとBを比較する」という意味がある。受動態の分詞構文で用いられることがあるので覚えておこう。
Compared with these shoes, those shoes are easier to walk in.(この靴と比較すると、あの靴は歩きやすい。)

完了形の分詞構文

完了形の文も、通常の文と同じように分詞構文を作ることができる。

例えば、次のような完了形の文があるとする。

As he had studied a lot, he passed the exam.(彼は沢山勉強したので、試験に合格した。)

この時、Having + 動詞の過去分詞を用いて、完了形の分詞構文を作ることができるよ。


  • 副詞節の接続詞を省略する
    he had studied a lot, he passed the exam.

  • 主節と副詞節の主語が一致しているので、副詞節の主語を省略する
    had studied a lot, he passed the exam.

  • 副詞節の動詞を現在分詞・過去分詞にする
    Having studied a lot, he passed the exam.

完了形の分詞構文は、現在完了形でも過去完了形でも、Having + 過去分詞の形になる。

独立分詞構文

主節と副詞節の主語が一致しない場合、副詞節の主語を残して分詞構文にする。 これを独立分詞構文という。

例えば、次のような文が独立分詞構文になるよ。

My sister moveing to tokyo, I am going to help her.(妹が東京に引っ越すので、私は手伝いに行くつもりだ。)


また、独立分詞構文の前にwithを置き、with + O + 動詞の現在分詞with + O + 動詞の過去分詞の形を取ることで、「Oが…しながら」「Oが…されたままで」「Oが…ので」を表すことができる。


  • with + O + 動詞の現在分詞
    With his hands trembling, he unlocked the door.(手を震わせながら、彼はドアに鍵をかけた。)

  • with + O + 動詞の過去分詞
    With his legs crossed, he began to speak.(脚を組んだまま、彼は話し始めた。)

現在分詞の慣用表現

現在分詞の慣用表現には、次のようなものがある。


go + 動詞の原形 …しに行く be busy + 現在分詞 …するのに忙しい
have trouble + 動詞の原形 …するのに苦労する spend + O + 動詞の原形 …するのにOを費やす

分詞構文の慣用表現

分詞構文の慣用表現には、次のようなものがある。


  • Generally speaking一般的に言って
    Generally speaking, trains in Japan are rarely late.(一般的に言って、日本の電車はめったに遅れない。)

  • Speaking of~と言えば
    Speaking of cats, have you done your cat’s health check yet?(猫といえば、健康診断はもう済ませた?)


他にも、次のような表現もあるよ。


         
frankly speaking 率直に言って granting that … 仮に…だとしても
strictly speaking 厳密にいうと granted that …
judging from … …から判断するとconsidering … …を考慮すると
weather permitting 天気がよければ
frankly speaking 率直に言って strictly speaking 厳密にいうと
weather permitting 天気がよければ considering … …を考慮すると
judging from … …から判断すると granting that …、granted that … 仮に…だとしても




ねこしろう
ねこしろう

この記事を書いた猫。

TOEICの勉強中、気が付いたら猫になっていた。

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