関係代名詞の種類
関係代名詞は、先行詞を言い換えた代名詞であり、関係代名詞節(形容詞節)を導く接続詞でもある。
関係代名詞節は、主語、目的語、所有格の部分が抜けており、関係代名詞がその代わりをする。
関係代名詞には、次のようなものがあるよ。
| 先行詞 | 主格 | 目的格 | 所有格 |
|---|---|---|---|
| 人 | who、that | who、whom、that | whose |
| 人以外 | which、that | which、that |
目的格のwhoは話し言葉に使われ、whomは主に書き言葉で使われる。
目的格のthatは話し言葉の場合に省略することが多い。ただ、書き言葉の場合や、先行詞が物である場合は省略しないことが多いよ。
先行詞が疑問詞である場合、関係代名詞はthatを用いる。
先行詞がthe onlyで「唯一の」、the veryで「まさに」と限定されている場合、thatが用いられることが多い。
先行詞がno、any、all、everyなどに修飾される場合、thatが用いられることが多い。
先行詞が人 + 人以外の場合、thatが用いられることが多い。
whichやwhomの前に前置詞を置くことはできるけれど、thatの前に前置詞を置くことはできないよ。
先行詞がsuchやthe sameを含む場合、関係代名詞はasを用いる。
関係代名詞のwhat
関係代名詞のwhatは、先行詞なしで関係代名詞節(名詞節)を導くことができ、意味は「…すること」「…するもの」になる。
What she said was true.(彼女の言ったことは正論だった。)
関係代名詞のwhatも、関係代名詞節で抜けている主語、補語、目的語の代わりになる。
連鎖関係代名詞節
連鎖関係代名詞節は、関係代名詞節の中に別の節があるもの。
例えば、次のような文があるとする。
He is the only person who they say can prevent war.(彼は戦争を防ぐことができると言われている唯一の人物だ。)
この時、関係代名詞節はwho they say can prevent warの部分になり、別の節はthey sayの部分になる。
英文は複雑になるけど、より詳細な情報を伝えるために用いられるよ。
前置詞 + 関係代名詞
例えば、次のような文があるとする。
- The cafe was stylish.(そのカフェはおしゃれだった。)
- We went to the cafe.(私たちはそのカフェに行った。)
この2つの文を、関係代名詞を用いて1つの文にする時、方法は3つある。
- 関係代名詞を省略し、前置詞が後ろに残る
The cafe we went to was stylish.(私たちが行ったカフェはおしゃれだった。)省略された関係代名詞は、whichまたはthatになる。
- 関係代名詞を前に置き、前置詞が後ろに残る
The cafe which we went to was stylish.(私たちが行ったカフェはおしゃれだった。)この文は、次のようにすることもできる。
The cafe that we went to was stylish. - 前置詞と関係代名詞を前に置く
The cafe to which we went was stylish.(私たちが行ったカフェはおしゃれだった。)thatの前に前置詞を置けないことに注意する。この文は、次のようにすることはできないよ。
The cafe to that we went was stylish.
関係副詞の種類
関係副詞は、先行詞を説明する副詞であり、関係副詞節(形容詞節)を導く接続詞でもある。
関係副詞節は、時間、場所、理由、方法の部分が抜けており、関係副詞がそれを補足する。
関係副詞には、次のようなものがあるよ。
| 先行詞 | 関係副詞 | 例文 |
|---|---|---|
| 時 | when | The 12th is the day when we first met.(12日は、私たちが初めて会った日だ。)
この文は、先行詞がday、関係副詞節がwhen we first metになる。 関係副詞節で時が抜けているので、whenが先行詞を繋げて補足しているよ。 |
| 場所 | where | This is the town where I grew up.(ここが私が育った街だ。)
この文は、先行詞がtown、関係副詞節がwhere I grew upになる。 関係副詞節で場所が抜けているので、whereが先行詞を繋げて補足しているよ。 |
| 理由 | why | The reason why he resigned is unknown.(彼が退職した理由は不明だ。)
この文は、先行詞がreason、関係副詞節がwhy he resigned is unknownになる。 関係副詞節で理由が抜けているので、whyが先行詞を繋げて補足しているよ。 |
| 方法 | how | I know the way how to learn quickly.(私は速く覚える方法を知っている。)
この文は、先行詞がway、関係副詞節がhow to learn quicklyになる。 関係副詞節で方法が抜けているので、howが先行詞を繋げて補足しているよ。 |
関係副詞のwhyは、that is the reason why …を用いて、「そういうわけで」の意味でよく用いられる。
He got bored with his current job. That is the reason why he resigned.(彼は今の仕事が退屈になった。そういうわけで、彼は退職した。)
関係副詞のhowは、the way in whichで言い換えることができる。
I know the way in which to learn quickly.(私は速く覚える方法を知っている。)
関係代名詞と関係副詞の違い
関係代名詞や関係副詞のことを、関係詞という。
関係代名詞と関係副詞には、次のような違いがある。

関係代名詞
先行詞を言い換えた代名詞で、関係代名詞節(形容詞節)を導く。
主語、補語、目的語になる。
前置詞と一緒に使われることもあるよ。

関係副詞
先行詞を説明する副詞で、関係副詞節(形容詞節)を導く。
時間、場所、理由、方法を表す修飾語になる。
前置詞 + 関係代名詞の形を関係副詞に置き換えることができるよ。
関係代名詞のwhatのみ、先行詞なしで関係代名詞節(名詞節)を導く。
制限用法・非制限用法
関係詞には次の用法がある。

制限用法(限定用法)
先行詞を関係詞で特定する表現のこと。
The reason why he left early is still unknown.
彼が早退した理由は、まだ分からない。

非制限用法(継続用法)
関係詞の直前にコンマを置いて、先行詞を関係詞で追加説明する表現のこと。
The reason, why he left early is still unknown.
彼が早退した理由は、まだ分からない。
先行詞が固有名詞の場合は、原則として非制限用法になる。
非制限用法で、whichは前文全体やその一部を先行詞とする場合がある。
非制限用法で、コンマ + 関係代名詞を、接続詞 + and/but + 先行詞の代名詞で置き換えることができる。
複合関係詞
複合関係詞は、関係詞にeverを付けたもので、関係代名詞や関係副詞の役割を持つ。
複合関係詞には、複合関係代名詞と複合関係副詞があるよ。
| 分類 | 複合関係詞 | 名詞節 | 副詞節 |
|---|---|---|---|
| 複合関係代名詞 | whoever | …する人は誰でも | 誰が…しようとも |
| whichever | …するのはどれでも | どれが…しようとも | |
| whatever | …するのは何でも | 何が…しようとも | |
| 複合関係副詞 | whenever | – | いつ…しようとも、…するときはいつでも |
| wherever | – | どこで…しようとも、…するところならどこでも | |
| however | – | どんなに…しようとも、どんなふうに…しても |
複合関係代名詞は、文の主語、補語、目的語になる。複合関係副詞は、副詞節として文の動詞を修飾する修飾語になる。
意味は疑問詞の解釈 + everと考える。everは、名詞節でany(何でも)、副詞節でregardless of …(…に関わらず)の意味がある。
複合関係代名詞と複合関係副詞は、副詞節として使われる場合、no matter + 疑問詞で置き換えることができる。
関係詞の重要表現
関係詞には、次のような重要表現がある。
| the same A as … | …と同じ種類のA | such A as … | …のようなA |
| what we call | いわゆる | what is more better | さらに良いことには |
| what is called | what is more worse | さらに悪いことには | |
| what + S + is | 今日のS | what + S + was | 以前のS |
| what few + 名詞 + SV | Sが…するありったけの | A is to B what C is to D | AとBの関係は、CとDの関係に等しい |
| what little + 名詞 + SV | |||
| that is how + SV | そのようにして | this is how + SV | このようにして |
| this is because + SV | これは…だからだ | this is the reason why + SV | こういうわけで |
| those who + V | …する人々 |
| the same A as … | …と種類が同じA | such A as … | …のようなA |
| what we call、what is called | いわゆる | what is more better | さらに良いことには |
| what is more worse | さらに悪いことには | what + S + is | 今日のS |
| what S was | 以前のS | what few + 名詞 + SV、what little + 名詞 + SV | Sが…するありったけの |
| A is to B what C is to D | AとBの関係はCとDの関係に等しい | That is how + SV | そのようにして |
| This is how + SV | このようにして | This is because + SV | これは…だからだ |
| This is the reason why + SV | こういうわけで | those who + V | …する人々 |
what + S + wasは、what + S + used to beを用いて、過去の習慣や状態を表すことができる。

この記事を書いた猫。
TOEICの勉強中、気が付いたら猫になっていた。
関係代名詞の種類